うさぎのきもち【RABBIT'S LIFE】

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うさぎの発情期とは?発情期の時期やオス・メスの行動と特徴について

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うさぎには発情期がありますが、発情期の時期やオス・メスの行動の違い、うさぎとの接し方・対処方法など、飼い主が身につけるべき知識があまりに多く、悩んだり苦労をしてしまう経験をされた方も多いのではないのでしょうか?
今回の記事では、うさぎの発情期を正しく理解してもらうために、抑えておくべき飼育のポイントをわかりやすく整理してみました。

そもそもうさぎの発情期とは?

うさぎは繁殖力が高いことで知られており、ほかの動物は生後半年以降で発情行動*1がみられるようになりますが、うさぎの場合には生後数ヶ月から発情行動をみせると言われています。

*1:うさぎが発情期にみせる行動=発情行動

またうさぎの繁殖力が高いと言われる理由のひとつとして、通年で繁殖ができる動物であるということが挙げられます。つまり一年中、発情することができ、子孫を作ることができるのです。

うさぎが発情しやすい季節と時期とは?

うさぎが一年中、発情し繁殖することができる動物とはいえ、発情しやすい季節というものがあります。
最も繁殖に適している季節は徐々に暖かくなる春(おおよそ3〜5月頃)であり、冬毛が夏毛に変わる換毛の時期に発情期のピークを迎えるとされています。
またうさぎの発情期は1〜2週間程度は続くといわれておりますので、飼い主にはその期間の長さを理解した上で、適切な接し方や対処が求められます。

うさぎの発情期の行動や特徴とは?

うさぎが発情期を迎えると、

  • 普段よりもそわそわ・イライラしていて落ち着きがなくなる
  • トイレが正しい位置にできなくなる
  • 攻撃になる
  • スキンシップが多くなる
  • 食欲が減る/食欲が増える

などの行動や特徴がみられるようになります。
飼い主からすると、うさぎが普段と違う行動するようになると、とても心配になってしまうものです。
去勢や避妊を行っていないようなうさぎであれば、発情行動をみせる機会が多くなりますので、本項で「うさぎが発情期にみせる行動・特徴」をしっかりと学んでおきましょう。

またうさぎが発情期にみせる行動は、実はオス・メスの性別によっても大きく異なりますので、オスとメスの発情行動と特徴をわけてご紹介していこうと思います。

オスうさぎの場合

オスうさぎは個体差がありますが、まったく発情行動をしないタイプの子と年中発情行動を繰り返すタイプの子に別れます。

1|普段とは性格が変わり、甘えん坊になる

飼い主の足元やそばにぴったりと寄り添う機会が多くなり、時には「プゥプゥ」「プープー」「プップッ」といった鳴き声や鳴き方をすることで、飼い主に甘えたいという気持ちを表現してくるようになります。他にも、飼い主をペロペロと舐めたり、異常につきまとってくるなどの発情期特有の行動をします。

2|縄張り意識が強く、スプレー行為が目立つようになる

自分の縄張り・テリトリーを主張するスプレー行為が目立つようになります。
スプレー行為とは、うさぎがおしっこを遠くに飛ばすことやトイレ以外の場所に対して、意識的におしっこをすることを意味します。

3|飼い主の手足やモノ(ぬいぐるみやボール)にマウンティングをするようになる

マウンティングとは、交尾の際にオスうさぎがメスうさぎに背後から覆いかぶさるように乗った状態で腰を振る行為です。
うさぎの発情期には、発情していたり、興奮している状態で、飼い主の手足またはモノ(ぬいぐるみやボール)に対しても、マウンティングをすることがあります。

4|落ち着きがなく、そわそわするようになる

ケージの中心に落ち着きがなくなってしまうことが多いです。これは、オスだけではなくメスにも共通していえることではあるのですが、縄張り意識が強くなった影響で、内面的な特徴つまり闘争心や恐怖心が表立って出てくるようになります。

メスうさぎの場合

次にメスうさぎの発情期の行動と特徴についてご紹介します。オスうさぎと同様に、年中発情してしまう子やほとんど発情しない子などの個体差があります。

1|縄張り意識が強く、スプレー行為が目立つようになる

オスうさぎと同様に、自分の縄張り・テリトリーを主張するスプレー行為が目立つようになります。
スプレー行為とは、うさぎがおしっこを遠くに飛ばすことやトイレ以外の場所に対して、意識的におしっこをすることを意味します。

2|フンの匂いがキツくなる

発情期のメスうさぎは、フェロモンの分泌が多くなり、匂いのキツいやわらかいフンをするようになります。
そのため、フンそのものとお尻、そして口元(食糞による影響)の3ヶ所は、普段とは異なるキツい匂いの発するようになります。

3|落ち着きがなく、そわそわするようになる

ケージの中心に落ち着きがなくなってしまうことが多いです。これは、メスだけではなくオスにも共通していえることではあるのですが、縄張り意識が強くなった影響で、内面的な特徴つまり闘争心や恐怖心、特にメスの場合には母性などが表立って出てくるようになります。

4|偽妊娠(疑似妊娠)をすることがある

発情期の影響で、偽妊娠(疑似妊娠、以下偽妊娠で統一)*2をしてしまうことがあります。偽妊娠をしてしまうと、ケージの隅っこを掘るようなしぐさや牧草を集めたり、自分の毛をむしるなどの行動をします。これらは妊娠した際にみせるようになる本能的な行動ですが、偽妊娠の場合には、これら行動がエスカレートしてしまわないように注意が必要です。

*2:妊娠をしていないにも関わらず、妊娠していると勘違いしてしまうメスうさぎ特有の状態

うさぎとの接し方・対処方法

うさぎの発情期における特徴は、前述のとおり説明いたしましたが、接し方・対処方法として、飼い主が最も意識すべきことは以下となります。

オスうさぎ・メスうさぎ共通の接し方・対処方法

1|スプレー行為に対しての接し方・対処方法

うさぎの発情期には、スプレー行為が目立つようになります。(特にオスうさぎ)
おしっこを飛ばしてしまうと、匂いがキツくなってしまうことは当然ですが、まずは衛生面での配慮が必要不可欠です。
発情期だからと放置してしまうのではなく、こまめに拭き取ることが大切です。ただし、匂いがなくなってしまうことで、うさぎ自身は縄張り・テリトリーが狭くなったと感じ、逆にスプレー行為が悪化してしまうことが考えられます。
そのため、スプレー行為などの発情の兆候がみられた場合には、うさぎの行動範囲(特に部屋飼いの場合)を意図的にサークルなどで制限する等の対処が必要です。

2|マウンティングに対しての接し方・対処方法

うさぎが発情している時(特に興奮している過程で)には、マウンティングがエスカレートしてしまい、噛み付きや攻撃してしまうなどの場合があります。
そもそもマウンティングという行動は、自分の立場が上位であることを相手に主張するためのもので、飼い主に対してはマウンティングをさせるべきではありません。(マウンティングはオス・メス共にみられます。)
そのため、マウンティングをしそうになったら、(飼い主の場合には)逃げたり、モノ(ぬいぐるみやボールの場合で気を外らすなどの接し方が必要となります。
それでもマウンティングをしてくるようであれば、うさぎとの距離を置き、ケージに入れてうさぎを落ち着かせるなどの対処が有効です。また、マウンティングを抑止すると、ストレスは溜まりやすくなってしまいますので、かじり木や牧草などをケージの中に入れておくとよいと思います。

3|威嚇に対しての接し方・対処方法

うさぎの発情期は、特に縄張り意識が表面化し、飼い主に対して威嚇(攻撃的になる、闘争心が強くなる)などの状態になることがあります。
このような場合においては、むやみに刺激したりするような行為を避け、うさぎが過ごしやすい環境を整えてあげることが大切です。

メスうさぎ特有の接し方・対処方法

1|発情に対しての接し方・対処方法

メスうさぎが発情期の間は、お尻を触る・なでることを避けるようにしてください。
お尻を触る・なでることで、逆に発情を促してしまうことに繋がります。

2|偽妊娠(疑似妊娠)に対しての接し方・対処方法

メスうさぎが偽妊娠(疑似妊娠、以下偽妊娠に統一)をしてしまうと、本能的に巣作りを始めます。
本来であれば、巣作りは周囲になる長めの草を集めて、生まれた子うさぎの産室を作成する行為ですが、巣作りに適した素材が無い場合には、自分の毛をむしって産室を作ろうとしてしまいます。
メスうさぎは自分が妊娠していないことに気付くまでには、おおよそ1〜2週間かかると言われていますが、この行動がエスカレートしてしまわないように注意は必要です。偽妊娠によって、ホルモンバランスを崩してしまったり、毛を抜く行為自体がストレスになったり、抜いた毛を誤飲してしまったり、乳腺炎になってしまったりなど、偽妊娠がエスカレートしてしまうと、様々な病気の原因となってしまうことがあります。
偽妊娠における巣作り行動をやめさせる、妊娠していないことを気付かせるためには、長めの牧草をケージの中に多めに入れてあげてください。もし、自分の毛をむしってしまうようであれば、抜けた毛をすぐに片付けるようにしましょう。

うさぎの発情期における注意点

うさぎが発情期の間は、飼い主には前述のような接し方・対処方法を意識していただく必要がありますが、それ以外にも注意点があります。
うさぎの発情期は、ストレスを抱えやすく、ストレスに起因する病気にもなりやすい時期です。もし長く続いてしまうようであれば、うさぎの体への負担が大きくなってしまいますので、毎日の健康チェックを欠かさないようにしましょう。

うさぎの健康チェック方法や病気については、以下の記事でまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

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