うさぎのきもち【RABBIT'S LIFE】

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うさぎにペット保険は必要?人気ペット保険を徹底比較3社を徹底比較(アニコム損保/ペットライフジャパン/日本アニマル倶楽部)

大きな声で鳴くこともなく、室内で飼うことができるうさぎは近年人気のペットとなっています。もふもふの毛並みや愛らしい仕草は見ているだけで癒されますよね。

しかし、うさぎは環境の変化にとても敏感です。些細なことをきっかけとした体調不良、場合によっては病気を引き起こしてしまいがちです。人間にとっては気にもならない変化でも、うさぎのような体の小さい小動物にとっては、大ダメージ!なんて事もあるんです。寂しさでうさぎが死んでしまう※1なんてことはありませんが、世話をせず放っておくと病気のサインに気付かず手遅れになってしまう事もあります。

今回は、飼い主として万が一の事態に備え保険は必要なのか、自分のうさぎにあった保険は何かについてお伝えしていきます。

※1:一説には、明治時代のうさぎブーム時に、販売業者が多く売る為「うさぎは寂しいと死んでしまう。だから沢山買いなさい」と伝えたことが発端と言われています。

うさぎの医療費と目安金額

うさぎを育てる医療費がどのくらいかかるのか気になりますよね。「うさぎのきもち」飼い主アンケートでは、定期検診は1〜3ヶ月に1回、1回のあたりの費用は1500円以内という回答が最も多かったです。

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定期的な検診と爪切り等のメンテナンスだけなら月1500円程度です。しかしうさぎは、一生のうちに何回かは病院に連れて行くような病気をしてしまうことが多いと言われています。

うさぎの医療費は自由診療(保険診療ではなく、動物病院が費用を自由に取り決められる)のため、病院によって代金にもかなりの金額差があります。

実際に病院にかかった際には、初診料(または再診料)の他に検査費用、処置費用、専門医療費用、薬代が別途かかります。

うさぎの医療費(目安)
  • 初診料または再診料(500〜1500円)
  • 検査処置費用(内容により差があります500円〜数万円)
  • 専門医療費用(2000円〜5000円)
  • 薬代(数百円〜)

場合によっては、1回の診察で1万円近くかかることもあります。さらに通院や手術が発生した場合は、合計で数万円〜数十万円かかることもあります。

ペット保険へ加入していない場合は、治療費の全額(10割)を飼い主さんが負担することになります。

飼い主の皆さんは「うちの子はきっと病気ならないから大丈夫!」と安易に考えず、万が一の事態に備えて最善の対処ができるようにしておく必要があります。

うさぎのペット保険は必要なのか?

うさぎをペットをとして飼う人は増えたものの、実際にはどれくらいの人が保険を利用しているのか気になりますよね?

「うさぎのきもち」で行った飼い主さんへのアンケートによると、ペット保険加入者は25.3%に対し、未加入者は74.7%でした。

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「加入する予定がない保険を知らない」といった飼い主さんもいることから、ペットとしてうさぎの人気は広がっているもののまだまだ保険加入は浸透していないようです。月々の保険料が負担になるということから保険加入を見送る飼い主さんもいます。

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その他にも「入りたいがうさぎが対象の保険が見つからない」「いざ必要になったときには年齢制限により加入ができなかった」など、情報不足で入りたくても入れないといった飼い主さんも多くいるようです。

また現在、保険加入を検討している飼い主さんが最も重要視していることは、通院入院手術補償の有無でした。

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大切な家族であるうさぎのために最大限のサポートをしたいというのが飼い主さんの本音のようです。

ペット保険に加入しておいた方が安心できるうさぎとは?

万が一の事態になった際に、飼い主としてできる限りの治療をしたいと考えるのであれば、ペット保険への加入を検討してみてもいいのではないでしょうか。

大きな病気にならなかったとしても、ケージ内落下、交通事故、他ペットと喧嘩など怪我のリスクもあります。「体が小さい、純血種、お腹が弱い、高齢」などにあてはまる場合は、特に注意が必要です。

ドワーフ系やスーパーミニウサギなど体が小さい品種は内臓が小さい分、病気になるリスクが高くなります。またミックスに比べて純血種は病気になりやすい傾向があります。

お腹が弱い、牧草嫌いなうさぎは病気のリスクが上がります。場合によっては開腹手術が必要になります。高齢になったうさぎの場合には、病気・怪我のリスクが高まりと同時に、介護も考えておく必要があります。

もし現在飼われているうさぎさんが「ミックスでまだ若い、体も大きく食べ物も好き嫌いがない」といった場合は、ペット保険への加入は飼い主さんで判断してもいいかもしれませんが、ペット保険はいざという時のために用意しておくものですので、心配な方はできるだけ早いうちに加入しておくと安心できると思います。

「体が小さい、純血種、お腹が弱い、高齢うさぎ」のいずれかに当てはまる場合は、いざという時に備えて、ペット保険の加入を考えておくことをおすすめします。

入院・通院が必要になるうさぎの病気や怪我について

現在飼われているうさぎさんのためにペット保険への加入を検討する前に、入院・通院が必要になるうさぎの病気や怪我についても確認しておきましょう。

1|ソアホック(足底潰瘍、飛節びらん)

足の裏の毛が抜け重症化すると潰瘍になります。傷から細菌感染し最悪の場合敗血症になり命に関わることがあります。治療法は、内服薬の処方や注射、外用薬の処方、消毒、レーザー治療になります。

2|消化管うっ滞(毛球症)

食生活、ストレス、運動不足が原因で胃腸の動きが悪くなります。胃腸の動きを促す薬や食欲刺激剤の投与、強制給餌などで治療をしていきます。

3|骨折

うさぎの骨はもろく落下や衝突の衝撃で骨折をしてしまいます。骨折した場合は、検査費用の他に手術費用、入院費用がかかってきます。

 

その他うさぎの病気や症状についてはこちらの記事も参考にしてください。

一生、怪我もせず、病気ならないうさぎはいません。うさぎは人間に比べ病気や怪我リスクもはるかに高いのです。

押さえておくべきペット保険の加入条件とは?

ペット保険は0歳から加入が可能ですが、加入年齢の上限があるため、事前確認が必要になります。保険会社によってもばらつきがありますが、7〜10歳以下を加入条件にしていることが多いです。

またペット保険の契約期間は1年間が基本になるため、毎年更新が必要です。(保険会社により自動更新の場合もあります。)

ペット保険に加入していれば、全国の動物病院で保険が効きます。窓口に「どうぶつ健保」表示がない病院の場合は、一旦飼い主さんが全額負担し、後日保険金請求を行うことで補償額が戻る仕組みになっているために注意が必要です。

ペット保険の加入時には、既往歴(今までにかかった病気や怪我)や現病歴(現在治療中の病気や怪我)を保険会社に伝えることが必須になります。病気の種類によっては保険金が支払われないケースもあるため、ペット保険の加入時には注意が必要です。

また保険会社によっても異なりますが、以下は補償の対象外になる例となります。

  1. 先天性の病気
  2. 加入前に発生した怪我
  3. 故意や過失による怪我や病気
  4. 歯科医療措置
  5. 代替医療(漢方、鍼灸など)
  6. 去勢・避妊手術
  7. 妊娠・出産による病気や怪我

どのような時には、保険金請求ができないかについては飼い主がしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

ペット保険のメリット・デメリットとは?

うさぎのペット保険の必要性は感じていても、実際にペット保険に加入した時に、そのサービス内容に満足できるのかどうか気になりますよね?

実際にペット保険に加入している飼い主さんにアンケートをしてみたところ、検査手術通院の費用負担が減ったことに大きなメリットを感じているようです。

また通院手術をしていなくても、何かあった時に安心できる環境がある、万が一のときにうさぎさんに対して最大限のサポートができることにペット保険に加入していてよかったと感じる方が多いようでした。

【アンケート結果】ペット保険に加入していて良かったと感じた出来事はありましたか?

以下は、「うさぎのきもち」で実際に行ったアンケートの結果となります。

<手術をした時>

子宮肥大による摘出手術をし、通常なら入院と手術代と検査等で15万以上かかるのが、保険適用で8万程におさまって大変助かりました。

急な病気への安心感

上限はありますが、50%負担負担してくれるのであまり手術費用は気にならない

緊急に手術が必要(黒色メラノーマ)だと医師に診断された時、手術費用を気にすることなく、決断する事が出来ました。また、アニコムさんは窓口で保険適用されるので、後日保険金請求書類を作成したりする手間がない事が有難いです。

<通院をした時>

通院でレントゲン、血液検査に2万かかったとき

支払いが安く済むので病院に行きやすい

費用面での無理が少ないこと

通院無制限なので便利

<困った時に専門家に相談できた時>

アニコムにはどうぶつホットラインという獣医師にラインで相談できるサービスがあるので、少し不安な時に気軽に相談できる

<まだない>

まだありませんが、保険はお守りだと思っています。

まだ使っていませんが、何かあった時の安心感がある

まだ病気も怪我もしていませんが、もしもの時を考えると保険に入った方が良いと思います。

ペットの保険に入るまでの流れ

ペット保険への加入を検討する飼い主さんは、現在飼われているうさぎさんに合ったペット保険を選ぶことが大切です。

補償内容・保険料・サービスなどを比較して、ペット保険のプランを決定していくとよいでしょう。

ペット保険の申し込みは書面またはインターネットで可能です。忙しい飼い主さんにとっては、郵送等の手間がないネット申し込みは助かりますよね。

ただし、申し込みが完了してもすぐに利用できるわけではありません。申し込み後、加入審査があり、この審査に通過すると保険料の支払いがスタートしま、保険証が送付されたら補償期間が開始されます。ちなみにインターネット申し込みの場合であれば、最短で翌日から補償を開始することもできる会社もあります。

うさぎが加入できるペット保険とは?

 うさぎが加入できるペット保険は数が少なく、「アニコム損保」「ペットライフジャパン」「日本アニマル倶楽部」の3社のみとなります。ちなみに「うさぎのきもち」でうさ飼いさんを対象に行ったアンケートでは、「アニコム損保」が一番人気でした。

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同じペット保険でもプランにより保険料や補償内容が異なります。各社プランの特長を比較して現在飼われているうさぎさんにに合ったプランを見つけてくださいね。

うさぎが加入できるペット保険のサービス比較表

うさぎが加入できるペット保険のサービス比較表

1|アニコム損保 どうぶつ健保ふぁみりぃ

うさぎが加入可能な保険は、アニコム損保のどうぶつ健保ふぁみりぃです。

補償額が異なる2種類のプランがあります。保険料は月2460円〜、加入年齢上限は3歳11ヶ月までとなります。月々の保険料は高いものの、通院保証が最高14,000円/日と手厚くなっています。また飼い主さんへのサービスも充実しています。

保険証(うさぎさんの顔写真付き)の発行、病院窓口での保険金清算、どうぶつライフサポートサービス(どうぶつと泊まれる宿やカフェでの優待サービス)、LINEで保険金請求が可能、どうぶつホットライン(LINEで獣医師への健康相談)、しつけ・健康相談サービス(電話でカウンセラー、獣医師、トレーナーに相談)、どうぶつ健活(腸内フローラ測定の無償受診)などがあり、保険以外のサービスがもっとも充実しているところが特徴的な保険サービスです。

▼アニコム損保 どうぶつ健保ふぁみりぃ 公式サイト▼

2|ペットライフジャパン ペットライフ健保

ペットライフジャパンのペットライフ健保では、4つのプランでうさぎが加入可能な保険があります。月1900円〜4歳11ヶ月が加入上限年齢です。

通院保証と入院費の最高額は、ペットライフ健保がもっとも高く、実際の治療費に関わらず定額で保障する点が特長です。また、どのプランも入院・通院・_手術の補償があります。

掛け金が発生するサポート55、プレミアム70の2つのプランでは、それぞれ治療費の55%、治療費の70%を保障し高い限度額で治療を行えます。

▼ペットライフジャパン ペットライフ健保▼

3|日本アニマル倶楽部 プリズムコール

日本アニマル倶楽部 プリズムコールでは、4つのプランがあります。

保険料は月1,910円〜、生後30日から満11歳未満が加入対象年齢になります。ご自身のうさぎが5歳以上で保険加入を検討している場合は、プリズムコールであれば加入が可能です。

プランによって通院・手術・診断書費用については補償されていない場合もありますので確認が必要です。プリズムコールは、どのプランも100%全額保障(補償額の限度内)のため、自己負担が少なく済みます。

▼日本アニマル倶楽部 プリズムコール▼

うさぎの保険を選ぶポイントとは?

うさぎが加入できるペット保険は、前述の3社のみとなります。(2019年2月時点)

実は今回の調査対象には、アイペット、アクサダイレクト、楽天グループの提供するペット保険も入っていたのですが、残念ながらうさぎが対象外になっているようです。大手のペット保険でもうさぎが対象外ということがありますので注意が必要です。

うさぎの保険を選ぶ際には、以下をチェックしておきましょう。

  1. 新規加入年齢の上限
  2. 通院、入院、手術補償の有無
  3. 毎月の保険料
  4. 補償の割合
  5. 各種サポートの有無
  6. 窓口で清算が可能か?

6つをチェックしながら飼い主さんの負担にならない範囲で保険を選ぶことが大切です。

うさぎの保険選びの基準をまとめておく

飼われているうさぎさんにぴったりの保険を選ぶ際には、以下を整理しておくとスムーズです。

1|うさぎの年齢

うさぎの誕生日を特定することは難しいですが、おおよその年齢は把握しておきましょう。うさぎの年齢がわからない場合は、獣医さんに確認してみましょう。

2|通院、入院、手術補償をつけるかどうか?

特に「体が小さい、純血種、お腹が弱い、高齢」のいずれかに当てはまる場合は、他のうさぎに比べ怪我や病気のリスクが高くなります。長期の治療が必要な病気や怪我に備え、最低限通院補償がついているプランを選んでおくと安心です。

3|毎月の保険料

負担にならない範囲で、毎月いくらまでなら保険料として支払いが可能か把握しましょう。

4|各種サポート

保険以外に重要視するサポートがある場合はまとめておきましょう。

あなたのうさぎにオススメのペット保険

6つの基準に沿ってあなたのうさぎにおすすめの保険を検討してみましょう。

1|新規加入年齢の上限

<うさぎの年齢が3歳11ヶ月以下>

どうぶつ健保ふぁみりぃ、ペットライフ健保、プリズムコール すべて対象

<うさぎの年齢が4歳11ヶ月以下>

ペットライフ健保、プリズムコール が対象

<うさぎの年齢が5歳以上>

プリズムコールのみ

2|通院、入院、手術補償の有無

通院、入院、手術の3つの補償が付いている場合は、必然的に毎月の保険料も高くなっていきます。
長期の治療が必要な病気や怪我に備え、最低限通院補償がついているプランを選んでおくと安心です。

3|毎月の保険料

うさぎを飼う際には、保険料以外にもお金がかかります。保険は、保険料に比例しサポートや補償も手厚くなっていきますが、飼い主自身の負担にならない金額内でプランを検討することが大切です。

4|補償の割合

入院や手術となった際には補償の割合が高い方がうさぎの治療方法も納得する方法を選ぶことができます。しかし補償の割合が高いプランほど、毎月の保険料も高くなっていきます。負担にならない範囲内で補償額の高いプランを選ぶことが大切です。

5|各種サポートの有無

うさぎの体調の変化や怪我はいつ発生するか予測はできません。専門家と連絡がとれるように電話でのサポートがついていると安心です。アニコム損保どうぶつ健保ふぁみりぃは保険以外のサポートがもっとも充実しています。

6|窓口で清算が可能か?

給付金の清算は、通常以下の流れになります。

⑴請求書に記入 ⑵病院で請求書発行 ⑶資料等を保険会社へ郵送 ⑷給付金が指定口座へ振込

この場合、一旦飼い主が全額支払いをする必要があります。郵送など手間がかかり飼い主さんにとっては負担な作業です。しかしペット保険証を発行しているタイプの保険であれば、病院の窓口で保険証提出することで清算が完了します。急な出費や忙しい飼い主さんは、保険証の発行があるプランを選ぶことをおすすめします。

まとめ

家族の一員であるうさぎさんはとても繊細です。昨日まで元気に過ごしていても、少しの環境の変化や季節の変化で急に体調が悪くなってしまうこともあります。飼い主として、ストレスが少なく、清潔で怪我のリスクがなく、安心して暮らせる環境をつくることが大前提です。そして万が一、通院、入院、手術が必要になったときでも、専門家のサポートを受けながら最善の処置ができるようにしておくことが重要です。どんな状況でも、あとで後悔しないよう最善を尽くせることで、飼い主さんとうさぎさんの絆もより深くなるのではないでしょうか。