うさぎのきもち【RABBIT'S LIFE】

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うさぎのストレス解消・発散方法!ストレスの原因と行動サインとは?

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うさぎは草食動物であるがゆえに、非常に臆病な性格の生き物です。周囲のちょっとした変化からも危険を感じ、日々ストレスを感じながら過ごしています。

またうさぎはストレスを感じ続けることで、体調を崩すことや食欲がなくなったり、最悪の場合には突然死してしまうことがあります。うさぎを飼っている飼い主であれば、誰もそのような事態は望んでいないですよね。

うさぎにストレスを感じさせず、健康に過ごしてもらいたいというのは、飼い主の共通の思いだと思います。そこで今回の記事では、うさぎがストレスを感じている時に見せる行動・サインとストレスを解消するのに効果的な方法について、解説をしていきたいと思います。

うさぎがストレスを感じた時に見せる7つの行動・サイン

うさぎはストレスを感じでいる時には話すことができない代わりに、必ず飼い主に対して、行動やサインを示してくれます。ただし、飼い主はその行動やサインを見落とさず、適切なストレスの解消を行うためには、正しい知識を持つことが重要です。

それではうさぎがストレスを感じた時には、どのような行動・サインをするのでしょうか?飼い主目線で考えてみましょう。

うさぎがストレスを感じている場合には、以下のような行動をします。

1|足ダン(スタンピング)をする

足ダンはうさぎの可愛い行動のひとつと認識されていますが、基本的にはストレスや不満がある時にする行動・サインです。

声を出した会話をできないうさぎは、足ダンで出す音により、仲間とのコミュニケーションを取ります。足ダンをする行為は仲間への危険を知らせる合図としても使われますが、飼い主に対して行われる足ダンは、ストレスが原因の不満を伝える行動であることが多いです。

2|かじり木を必要以上に噛む

かじり木は、歯の伸びすぎ防止以外にストレス解消方法のひとつとして知られていますが、ストレスを感じた時には必要以上にかじり木を噛み続けることがあります。例えば、うさぎが嫌がって逃げているにも関わらず、飼い主が構い続けた場合や、うさぎが嫌なテレビ番組の音に対しての意思表示として、ガリガリとかじり木を噛み続ける場合に見せる行動・サインです。

3|必要以上に穴掘り(ホリホリ)する

うさぎは嫌なことやストレスを感じた時には、一心不乱にホリホリを続けることがあります。この行為は逃げたい・隠れたいという気持ちの表れです。こういった行動を示した場合には、うさぎがストレスを感じていることが多いです。

4|必要以上に顔を洗う

顔洗いはうさぎの可愛いしぐさのひとつですが、必要以上に顔を洗い出す場合には、ストレスを感じている場合が多いです。例えば、抱っこした後などの飼い主との接点を持った直後に、必要以上の顔洗いをした場合には、ストレスを感じていると理解しましょう。

5|ハゲ(脱毛部位)ができる

うさぎが強いストレスを感じた時には、人間と同じように10円ハゲのような部分的に脱毛症状が出ることがあります。うさぎ自ら毛を抜いてしまう場合と自然と抜け落ちてしまう場合がありますが、メスの場合には巣作りの一環として、自分の毛をむしってしまうこともあります。

6|食欲が無くなる、完全絶食する

うさぎのストレス症状が食欲に出る場合があります。突然、食事の量が増えたり、減ったり、または完全絶食と呼ばれる全く食べなくなったりすることがありますので、そのような兆候が見られた場合には、十分に注意が必要です。

7|排泄行動や排泄物に変化が生じる

うさぎが強いストレスを感じた場合には、その影響が排泄行動または排泄物にサインとして表われることがあります。排泄行動の変化とは、縄張り主張のマーキング以外に、トイレ以外の場所に意図的におしっこをしたりすることです。また、ストレスが原因で下痢をしてしまう等のサインが表れるようになります。特にうさぎの下痢は命に関わることがあるため、飼い主の十分なケアが必要です。

うさぎのフンによって健康状態を判断する方法は、以下を参考にしてみてください。

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おしっこの種類については、以下が参考になるはずです。

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うさぎのストレスの原因となる5つのこと

うさぎのストレスの原因とは、どのようなものなのでしょうか?飼い主としては、適切に把握しておきたいものです。ここではうさぎのストレスの原因となる5つのことについて、説明をしていきたいと思います。

1|ゲージや部屋の中が清潔に保たれていない

うさぎは綺麗好きの動物であるため、汚い・不衛生な環境を好みません。ゲージの中が汚れていたり、部屋の掃除が行き届いてない場合には、うさぎにとってのストレスとなる可能性があるため、十分な注意が必要です。

2|周囲の音がうるさい

うさぎは耳の良い動物であるため、人間にとっては些細な生活音だとしても、 うさぎにとっては騒音のように感じたり、場合によっては驚かせてしまうことがあります。飼い主はテレビの音でうさぎを刺激してしまったり、大きな物音で怯えさせてしまわないように注意が必要です。

3|室温が高い・低い、湿度が高い

うさぎは暑さ・寒さ、およひ湿度の変化に敏感な動物です。うさぎが快適に過ごせる温度・湿度は、室温18℃〜25℃/湿度40%〜60%と言われていますが、高い室温・低い室温および湿度の高い環境下では、体調への影響だけでなく、ストレスの増加も懸念されます。飼い主はうさぎが快適に過ごせる環境を考慮し、適切に空調をコントロールする必要があります。
夏の暑さ対策について知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

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4|飼い主が構いすぎてしまう

うさぎは愛情深く、飼い主に愛情を求める動物ですが、過度なスキンシップやコミュニケーションは禁物です。うさぎの感情を適切に見極め、構ってほしい時とそうでない時との違いを理解してあげましょう。

5|急に餌の種類が変わる

うさぎにはグルメな子が多いですが、急に餌の種類が変わったり、好みでないものを与えられると、それをストレスに感じてしまうことがあります。餌の切り替えを行う際には、ペレットや牧草・チモシー関係なく、少しずつ混ぜながら与えるようにしましょう。

うさぎのストレスの解消方法とは?

うさぎのストレスを解消するには、基本的にはストレスの原因を取り除いてあげる以外の方法はありません。ただし、ストレスの原因が特定できるまでに適度にストレスを発散させて、うさぎがストレスによってマイナスの影響・症状を出さないようにすることは可能です。

うさぎのストレスを発散する4つの方法

それでは、どのようなモノ・コトでうさぎのストレスを解消できるのかを理解していきましょう。

1|かじることができるモノを与える

うさぎにとってモノを囓るという行為そのものは、歯の伸びすぎの予防以外にも、ストレスの発散という意味を持ちます。うさぎの生活環境の中に、必ず囓ることのできるモノを用意しておきしょう。

2|掘ることができる環境を用意する

穴を掘るような動作(通称:ホリホリ)は、うさぎの習性であり、ストレスを発散するという意味を持ちます。とはいえ、ゲージの中に掘ることができる環境を用意することは難しいため、私はうさぎの掘る行為を触発するためのゲージ取り付け型のマットの購入をおすすめしています。

3|適度な運動をさせる

うさぎは慣れた環境の広いスペースに出ることで「嬉しい!」「楽しい!」といった感情を体全体で表現します。人間と同じように、解放的な環境で自由に走り回ったり、遊んだりすることはストレスの解消・発散に繋がります。そのため、うさぎを毎日20〜30分、部屋の中で遊ばせると良いです(通称:部屋んぽ)。ただし、うさぎにとって危険な環境ではない事と運動の目安は1時間を越えないように注意が必要です。1時間を越える運動は、逆にうさぎの負担となります。

うさぎの「嬉しい!」「楽しい!」といった感情表現はしぐさ・行動から読み取ることが可能です。詳しくは以下をご覧ください。

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4|身を隠せる場所を用意する

うさぎは環境の変化に敏感な生き物です。怖い音や身の危険を感じた時には、身を隠せるような場所を作ってあげましょう。うさぎにとって、安全でプライベートな場所を用意することで、「怖い!」「危険だ!」と感じた場合でも、自分で心を落ち着かせることができるようになります。

うさぎの「怖い!」「危険だ!」という感情表現は、鳴き声・鳴き方からも読み取ることが可能です。詳しくは以下をご覧ください。

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おわりに

うさぎがストレスを感じた時の行動サイン、ストレスの原因、ストレスの発散方法について、正しく理解できたでしょうか?
大切なうさぎを守るためには、うさぎの感じているストレスを正しく理解し、適切に解消・発散させることが重要であることはご理解いただけたかなと思います。