うさぎのきもち【RABBIT'S LIFE】

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うさぎのフンの色と形と臭いで判断!うんちによる健康チェックとは?

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うさぎは病気や怪我をしていたとしても、周囲には悟られないように振る舞う草食動物としての習性を持っています。ちょっとした病気や怪我でも一大事となりやすいうさぎの場合、飼い主であるあなたはうさぎの健康チェックにかなり注意しているのではないでしょうか?

うさぎを飼っている形であれば、下痢は何らかの問題があるサインなど、基礎的な知識は持っているかと思います。ですが、軟便と下痢の判断基準や、そもそもフンの色による細かな健康チェックなどができるようになっているのでしょうか?

例えば、ペットショップやうさぎ専門店でそういった話を聞いたことがあったとしても、微妙な違いや判断基準までの十分な知識共有は難しいはずです。
そこで、今回の記事ではフンの種類や色と形と臭いでうさぎの健康状態を調べるための知識をご紹介していきたいと思います。
また、トイレのしつけ方法を調べていて、この記事を見つけた方は以下をご参照ください。

そもそも健康的なうさぎのフンとは?

まずは健康的なうさぎがするフンについての理解を深めていきましょう。健康的なうさぎのフンには以下の特徴があります。
  1. 形はまんまる
  2. 色は茶色か濃い茶色が基本 ※チモシー中心かペレットの量などによって変化します。
  3. 大きさは直径8ミリ〜1センチくらい
  4. 固さは軽く指でつまんでも形が崩れない程度 ※出したてのうんちの場合は柔らかい状態です。
  5. 匂いは臭さを感じるほどではない、もしくは臭くない
  6. 中身は牧草が詰まっている
健康状態に異常が生じてない場合は、いつも同じくらいのフンの大きさと色になることが多いです。もし黒くて小さなフンや、軟便や下痢などをしている場合には、早めに動物病気や獣医師さんに相談するようにしましょう。

Q&A|うちのうさぎがこんなフンをしています

ここではうさぎの飼い主が迷いやすいフンと注意レベル、その原因について解説します。
うさぎのフンの状態が普段とは異なっており、気になって調べているという方はこちらをご覧ください。
また、ここで紹介している「危険レベル」は、あくまで個人の経験則によるものです。うさぎの場合は、何か異変・異常の兆候が見られたら、すぐにうさぎ専門の動物病院または獣医師に相談することが鉄則ですので、ご注意ください。

Q1.緑色のフンをしている

危険レベル:★☆☆☆
A1.うさぎが健康な証ですので、安心してください。チモシーをいつもより多く食べている場合には糞の色が茶色や濃い茶色から緑色に変化します。

Q2.糞がカサついている

危険レベル:★☆☆☆
A2.これは水分が不足している時にみられます。うさぎが十分に水を飲んでいるか?給水ボトルが飲みづらい状態になっていないか?等に気を付けて、水分が不足している原因をしっかりと取り除いてあげてください。

Q3.たまに楕円形のフンをしている

危険レベル:★★☆☆
A3.盲腸糞でもなく、楕円形のフンをしているということがたまに見られます。これはお腹の状態が万全ではない状態の時にみられるものです。ごはんが身体に合っていなかったり、ストレスで、お腹の調子に影響することがありますので、そのような原因がないかを注意深く確認してみましょう。楕円形のフンをしているものの、元気がある場合は、少し様子を見ながら原因特定のに努めてください。
盲腸糞とは?:盲腸糞はタンパク質とビタミンと多くの微生物を含む、うさぎにとっての大切な食事です。小さなブトウの房状の形をしており、艶感のあるフンとなります。少し臭いがするのも特徴です。
うさぎのストレス解消・発散方法については、以下をご覧ください。

Q4.小さく黒いフンをしている

危険レベル:★★★☆
A4.うさぎが小さく黒いフンをする原因は、①食物バランスの乱れ②ストレスによる胃腸の機能低下③毛球症または異物の誤飲となります。①の場合は、おやつや野菜をあげることを避け、チモシー中心の食生活に切り替えることで改善されます。②の場合には、ストレスの原因を特定することが大切です。うさぎは繊細な動物であるために、ストレスは色々なところに影響を与えます。飼い主側がうさぎにストレス与えないように十分に注意してあげましょう。そして、最も危険なのが③が原因の場合です。毛球症や異物の誤飲は、うさぎの死に直結いたしますので、すぐにでもうさぎ専門の動物病院または獣医師に相談するようにしてください。私は経験したことがありませんが、消化器の上流で出血している可能性があり、食道や胃の腫瘍・炎症、がんなどの可能性があるようです。
毛球症とは?:毛球症(消化器うっ滞)は、消化管の運動が低下・停止したりすることで食欲の低下や糞の小型化、排便量の減少などの症状を引き起こします。うさぎにとって、胃腸は心臓と同じくらいに重要な器官です。毛球症によって、閉塞やうっ滞状態となってしまうと、うさぎの命に関わる問題となることがあるために、十分な注意が必要です。

Q5.毛で繋がっているフンを頻繁にしている

危険レベル:★★★☆
A5.この場合は毛球症の疑いがあります。毛球症の詳細は、ひとつ前の黒いフンについての説明をご覧ください。すぐにうさぎ専門の動物病院または獣医師の診察が必要となります。

Q6.下痢(液状で水分を多く含んだうんち)をしている

危険レベル:★★★★
A5.うさぎの下痢は死に直結することがありますので、すぐにうさぎ専門の動物病院または獣医師に診察してもらいましょう。食物繊維不足や水の飲み過ぎ、ストレスなど、原因は様々ですが、最悪の場合は感染症です。

Q7.赤いフンをしている

危険レベル:★★★★
A7.鮮血のように真っ赤なフンをしている場合は、肛門に近い場所で出血をしている可能性がかなり高いです。すぐにうさぎ専門の動物病院または獣医師に診てもらうようにしてください。場合によっては、大腸の炎症やポリープ、がん、痔などが考えられます。

Q8.灰色のフンをしている

危険レベル:★★★★
A8.灰色のフンは、色をつくる色素(胆汁色素)の流れが悪い兆候を言われています。胆石や胆のうがん、肝臓がんの可能性が高いので、すぐにうさぎ専門の動物病院または獣医師に診察してもらうようにしましょう。

おわりに

うさぎの健康状態を正しく把握・管理するには、飼い主の努力が必要不可欠です。言葉が発せない、病気・怪我を隠しがちなペットだからこそ、お互いに理解を深め、より良い関係を構築できるように努めてください。