うさぎのきもち【RABBIT'S LIFE】

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うさぎの散歩方法!うさんぽ・部屋んぽにおける時期や頻度、方法、注意点とは?

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うさぎの散歩には屋外に連れていく「うさんぽ」と部屋の中で自由にさせる「部屋んぽ」があります。これらの散歩はうさぎの運動やストレス発散のためには大切です。
しかし、飼い主が正しい知識を持って行わなければ、うさぎを怖がらせたり、危険に晒したりしてしまう可能性があります。

そこで本記事では、うさんぽの必要性、うさんぽを始める時期と頻度、うさんぽの時間、うさんぽの方法と注意点についてを初心者の方向けに解説していきたいと思います。

※注意:「うさんぽ⊃部屋んぽ」というイメージで使用されることが多いので、ここでは「うさんぽ」で統一します。

うさんぽは必要なのか?

犬には散歩が必要ですが、うさぎにも散歩が必要なのでしょうか?うさぎは散歩が好きな動物なのでしょうか?
まず、結論から言ってしまうと、うさぎには犬と同じような"長時間の"散歩は必要ではなく、環境の変化に敏感でもあるので好きでもありません。
ただし、うさぎの負荷にならない程度の運動はストレス発散や運動不足の解消に必要です。

ペットとして飼われているうさぎは、一般的にはアナウサギに分類されており、アナウサギは餌を食べる時を除いて、ほとんどの生活時間を巣穴の中で過ごす習性があります。
アナウサギには天敵が多く、常に周りを警戒しながら身を守る術として、この生活方法に至ったと言われています。
それ故に、うさぎには犬のような散歩は必要ないのです。

うさんぽの目的とは?

うさんぽのしすぎはうさぎの負荷が大きくなってしまうため、飼い主はうさんぽの目的を正しく理解しておくことが大切です。

1|運動不足の解消

うさぎは元々巣穴で生活していましたが、飼育ゲージよりも広い環境で、時には餌を食べるために外に出ることもあった動物です。
そのため、ペットとして飼われているうさぎのように、ゲージの中で1日を過ごす日が続いてしまうと運動不足になってしまいます。
人間と同じように、運動不足になってしまうと肥満にもなりやすくなってしまい、肥満が原因で引き起こされるうさぎの病気:ソアホック(うさぎの体重増加により、足裏が禿げて地肌が見えたり、皮膚が剥けてしまう状態)になってしまうことがあります。
このような事態を避けるためにも、うさぎにとっての適度な運動は大切といえます。

2|ストレスの解消

うさぎは安心できる環境で広いスペースに出ることができると、とても喜びます。うさぎは感情表現が豊かな動物として知られていますが、うさんぽの際には全力で走り回ったり、高く飛び跳ねたりと、飼い主が驚くくらいに嬉しい!という感情を爆発させることがあります。
このような感情表現をさせてあげることで、うさぎのストレスを解消・発散してくれます。

うさぎのストレス解消・発散方法についての詳細が知りたい方は、以下の記事を参照してみてください。

うさんぽの時期と頻度、時間とは?

うさぎの散歩は、部屋んぽとうさんぽとで時期が異なりますが、私の考えではうさんぽはあまりおすすめできるものではありません。うさんぽをおすすめしない理由については、後ほど説明します。
また、部屋んぽは1日に1回、安全な部屋のスペースで、20〜30分は遊ばせてあげるのが適切です。運動の目安は長くても1時間は越えないように注意してください。1時間を越える運動は、逆にうさぎの負担となってしまいます。

部屋んぽの時期

うさぎのお迎えから5日程度は、まだ新しい環境に慣れていない可能性が高いので、部屋んぽをする必要はありません。
初めての部屋んぽは、うさぎが生活環境に慣れている、飼い主とのコミュニケーションができる状態になっていることが確認できてから行うようにしましょう。

(外での)うさんぽの時期

外でのうさんぽは、うさぎの年齢を見て、デビューさせるようにしましょう。大人(7ヶ月以降)の体つきがしっかりしてからが目安です。

うさんぽの方法とは?

部屋んぽの場合

部屋んぽを行う場合には、うさぎの安全が確保される環境を整えることが第一です。
以下の注意点を守れている場合にのみ、部屋んぽを行うようにしましょう。

部屋んぽの注意点
  • コードや布などうさぎが齧ってしまうと危険なものは周囲にないか?
  • うさぎが滑ってしまうような床の場合には、滑り止め用のマット等の対策が行えているか?
  • 飼い主の目が届くところに常にうさぎがいる状態が整っているか?

(外での)うさんぽの場合

(外での)うさんぽには、うさぎにとって危険なものがたくさんあるため、部屋んぽよりも注意が必要あり、事前準備が非常に大切です。
まずは、うさぎを外へ連れて行くためのキャリーケース。キャリーバッグの中はうさぎにとっては、全く知らない環境であり、うさぎのお迎え時と同様に慣れさせることから始めなければなりません。キャリーケースがうさんぽ時に、うさぎにとっての緊急避難所となりますので、安全な場所と認識させることを意識しましょう。
またハーネスとリードも大切なグッズです。うさんぽ中は犬・猫・鳥などの様々な動物がうさぎを襲ってくることがあります。そのような危険が訪れた場合にすぐに守れる状況を作るようにしてください。なお、うさぎが食べてはいけない草やノミやダニが多い草むらや茂みに入ってしまうのを抑止できます。
その他にも、(外での)うさんぽ時に飼い主が気を付けなければいけない点は多々ありますが・・・続きの注意点で説明します。

(外での)うさんぽの注意点

(外での)うさんぽには危険が多いです。実際にうさ飼いの間でも意見が別れており、私は否定派でもあります。ただし、うさんぽを一度もしたことがないというわけではありませんので、経験と知識を元に、うさんぽで注意すべきことをまとめておきます。

1|ノミやダニがいるような場所は避ける

室内でも十分に注意が必要なノミ・ダニ等の寄生虫ですが、外の草むらや茂みにはそれら寄生虫が多く存在しています。
うさぎがノミ・ダニ等に寄生されてしまうと、痒みによる皮膚の炎症や貧血などにより、治療が必要な状態となってしまいます。特にうさぎの場合には、治療費が高額になることがあるため、このような通院治療はできるだけ避けたいというのが飼い主の想いだと想います。
一度外出した際には、必ずブラッシングを行うとよいでしょう。できるならば、タオルによる汚れ落としもしてあげましょう。

2|夏や冬などの生活環境との気温差が大きい時期は避ける

うさぎは気温の変化に敏感な動物です。特に夏場の場合には熱中症などのリスクがあります。
地面からの影響を直接受けてしまううさぎの場合には、夏場・冬場ともに、飼い主が感じている気温差とうさぎが感じている気温差が、全く異なるものであることを正しく理解しなければなりません。
そのため、うさんぽに適している環境は、コンクリート等ではなく、気温の影響を受けにくい硬い土の上を言えるでしょう。

3|動物の外敵に注意する

犬・猫・鳥などの動物には、最大限の注意が必要です。これら動物が捕食者であるのに対し、うさぎは常に被捕食者となります。
それ故に、うさぎにとってはこれら動物の匂いや気配だけでも、恐怖やストレスの原因となりかねません。

4|餌・おやつ・水分補給を怠らない

うさんぽはうさぎにとって楽しい反面、体力を非常に消耗します。楽しい・嬉しいという気持ちと同時に、常に周囲への警戒心を持っているので当然です。

5|過度なうさんぽは避ける

前述の通り、うさぎの運動は20〜30分、長くても1時間を越えてしまわないような注意が必要です。
加えて、外敵や見知らぬ環境で受ける精神的なストレスもあるため、うさんぽの場合には20分程度で終わりにするのが適切でしょう。

(外での)うさんぽをおすすめしない理由

前述のとおり、うさんぽにおける危険や注意事項は非常に多く、うさぎにとっても、飼い主にとってもデメリットの方が目立ちます。
またうさぎの健康を第一に考えるのであれば、少しでも病気や怪我のリスクを下げるために、うさんぽは避けるべきだというのが、個人的な見解です。

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